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| ■見失う目的 / 見誤る敗因
「予選を突破しよう!」 「優勝しよう!」
チームとして具体的な目標を持つことは良いことです。
「目標」 は結束力を高め、その動機付けが練習過程における効果を引き上げます。
そして目標に対する「結果」 は新たな課題を生み、さらなるスタートのきっかけとなってチームを活気付けます。
しかし良いことばかりとは限りません。
加熱する試合展開に 「チーム活動の目的」 を見失うこともあるからです。
大会では特に 「勝ち負け」 という結果を前に味方のミスに対して口汚く非難を浴びせるチームメイトを見かけます。
しかしそれは本来チームが目指す形なのでしょうか?
また多くのチームはゲームの 「勝ち負け」、特に 「負け」 の原因を 「現状の技術力」 に求めます。
「あのシュートを決めていれば・・・」 → ”もっとチームに決定率が必要だ”
「あそこで抜かれなければ・・・」 → ”チームとして1対1DFが弱すぎる”
でも本当に負けた原因は個人のテクニックやチーム戦術なのでしょうか?
技術を追求する前に出来ていなければならないことはチームとして出来ていたのでしょうか?
例に挙げたような 「ミス」 が敗因そのものだと考えているうちは
チームとして本当の 「強さ」 を手にすることは出来ません。
ある局面におけるミスなど所詮チームとしてリズムが崩れる 「きっかけ」 でしかありません。
その結果として負けたのはチームとして 「建て直し」 が出来なかったからであり、それが 「敗因」 です。
ではなぜ立て直せなかったのか? またそもそも起こったミスは本当に個人に起因するものであったのか?
チーム内にミスを誘発する原因があり、だからこそ挽回出来なかったのではないのか?
その答えは次章にて導き出されることと思います。
そしてこれまで経験した敗因が 「個人の未熟」 でなく 「チームの未熟」 であったと理解するはずです。 |
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