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■ゲーム
・いつもどおり(=100%)の難しさ
ビギナーにとって練習試合や大会を練習と同じように行うこと、
つまり”いつもどおり”の力を発揮することは非常に難しいことです。
それは常に技術的不安を持っているビギナーでも
気の許せるチームメイトの前でならリラックスして何とかできることが
いつもと異なる環境や雰囲気によってできなくなってしまうからです。
対外試合はチームにとって”練習の集大成”的な意味を持ちます。
それだけに
”みんなで努力してきたその成果を問われる大一番でこそがんばりたい”
と思う気持ちが強くなるあまり、逆に”ミスできない”という
プレッシャーを抱えて力んでしまうのです。
力めばボールコントロールはぎこちなくなり、普段犯さないミスを誘発します。
そして一つのミスは新たなプレッシャーをプレーヤーに背負わせて
さらなるミスを誘う悪循環を生むのです。
このときリーダーは何を考え何をすべきでしょうか?
・それでも100%の力を出させるには
本番は上手くいかないことばかりです。
それに伴い冷静さを失ったメンバーが行う
結果に対する仲間への「批判」や「叱責」をリーダーは許してはいけません。
技術的に成熟し確固たる自信を手にすることが
まだできてないビギナーならばプレッシャーに打ち勝てないは当然です。
それは特に経験の劣る者ほど顕著に表れますが、
格差の大きいことが前提のビギナーチームにおいて
立場的強者が弱者を労わらなければチームとして充分な力を発揮できるはずがありません。
ミスに対する批判や叱責は自信と積極性を失わせて信頼関係を壊します。
逆に仲間として寛容な態度でミスを許容し
積極的かつ迅速にサポートしてミスを致命的なものにさせない努力すれば
本人に自信と積極性を与えて互いの信頼関係とそれに伴う連携を強化します。
”チームの力になりたい”という気持ちは
チームであるために最も基本となる精神であると同時に
チーム本来の力を発揮させる原動力です。
リーダーは自ら理解するだけでなくチームにその精神を浸透させ
異なる環境にも左右されない、如何なるときも仲間を信じ”自分達らしさ”を維持できる
チーム作りを目指す必要があります。
・100%を越える力はどこから生まれるのか
大会など特別な環境下では稀に
普段では考えられないような絶妙な連携や驚異的な体力など
奇跡的なパフォーマンスを発揮することがあります。
しかしそれは”奇跡的”ではあっても「奇跡」ではなく
チームワークを持って成した「必然」です。
”チームを大切にする気持ち”は本来、
チームが厳しい状況に追い込まれたときほど真価を発揮するものなのです。
「このラストパスには応えなければ!」
「このカウンターは防がなければ!」
これらの気持ちがプレッシャーとなって負の効果となるか
ミスを恐れない実行力となって勇気や底力に変えられるかは
チームに信頼関係が築けているかによって明暗を分けるでしょう。 |
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